ストレス対処研修

従業員の皆さまにストレスの対処法を知っていただき、いきいきと活躍するための研修プログラムです。
自身の心の健康(メンタルヘルス)・心の柔軟性(レジリエンス)・心の強さ(メンタルタフネス)を
保持・増進するための方法を学びます。

研修の目的

令和3年厚生労働省「労働安全衛生調査」の調査によると、「職場生活で強いストレスを感じる事柄がある」と答えた労働者の割合は53.3%にもなるそうです。
職場での強いストレスが放置されてしまうと、メンタルヘルス不調に陥ることがあります。
ここで必要なのは、「ストレスと向き合い、対処する方法」を学ぶことです。withコロナの現代社会生活において、すべてのストレス源を完全に消すことはできません。ですから、ストレスを抱えていても健康的で活き活きと活躍できるようなセルフケアの強化が重要であると、メンタル・リンクは考えています。
ストレスと上手に付き合えれば、生産性も上がる可能性があります(「ヤーキーズ・ドットソンの法則」より)。メンタルヘルス対策は、貴社の生産性の向上を見込めるため、組織における成長戦略の一つという視点で考えることをおすすめいたします。

研修の3つのポイント

POINT 01

セルフケア強化法の3分野から自分にあった方法を見つけることができる

セルフケアを強化するためには、「ストレス耐性強化」「ストレス対処」「モチベーションUP」の3つの分野からバランスよく強化していくことをおすすめしています。
ただ発生したストレスへの対応だけを考えていると、「もぐらたたき」のようなメンタルヘルス対策になってしまいます。活き活きと働ける、エンゲージメントを高める、生産性を高めるという視点を考えると、自分の得意なストレス対処法を磨くのが近道になります。
メンタル・リンクのストレス対処研修では、上記の3分野の中から自分に合った方法を研修内で探していきます。これにより、メンタルタフネスが無理なく身に付くと好評です。

POINT 02

職場でできること、5分でできることを見つけることができる

研修やカウンセリングで、皆さまにどんなセルフケアをしているか確認すると、「旅行に行く」「スポーツで汗を流す」「テーマパークに行く」「飲みに行く」等を上げる方が多いです。
これらの趣味は楽しいものですが、時間をかける・人を集める・お金を使うなど実行条件がありますね。ですが、働く人は一日の内多くの時間を職場で過ごしていますし、多忙になると時間や人を要する趣味が難しくなることもあります。そのため、職場のストレスは職場ですばやく対処してもらうことが大事です。
メンタルリンクの研修やカウンセリングでは、「職場でできること」「5分でできること」をキーワードとしてセルフケアの方法を紹介します。

POINT 03

「セルフケア強化法のマイリスト」を作成することで、研修後に実行しやすい

セルフケアの方法を学んだだけで、メンタルヘルス・タフネス・レジリエンスがすぐに強化されるわけではありません。
研修参加者には「セルフケア強化法のマイリスト」を作成してもらいます。このリストはストレスコーピングの理論をもとに、自分が取り組みやすく自分にとって効果がありそうな方法をリスト化し、取り組むものです。
自分自身でマイリストを作成することで、セルフケアの方法を理解しやすく、より身につきやすくなります。

カリキュラムの例

お客様の課題に合わせてオリジナルのカリキュラムをご提案します。
心の健康(メンタルヘルス)・心の柔軟性(レジリエンス)・心の強さ(メンタルタフネス)それぞれに絞ったメニューも対応可能です。

導入・研修の目的
  • 講師紹介
  • なぜメンタルヘルスが大切なのか
自分の現状を把握する
  • 自己ストレスチェック
  • 自分の状態に気づけるストレス反応
  • 自己保健義務
  • ストレスと生産性の関係
セルフケア強化法
  • セルフケア強化法の3分野
  • ストレス耐性強化
  • ストレス対処
  • モチベーションUP
  • セルフケア強化法マイリスト作成
職場の人間関係に活かせるエゴグラム
  • 職場のストレスは人間関係
  • エゴグラムとは
  • 自分と他者のタイプ別特徴の理解と対応法
  • 自他尊重の関係づくりを目指すためのプログラム作成

お客様の声

ストレスとの付き合い方、OKメッセージを言葉で伝える大切さを実感した。
管理社員層だけでなく幅広い社員へ研修を受けてもらえると効果も上がると感じた。

本研修を通してメンタルケアの大切さ、メンタルに負荷がかかったときの対処法について勉強することができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
新入社員ということもあり、かなりストレスを感じて体に出てしまうこともありましたが、そうなる前に今回の研修内容を思い出して、活用していきたいと思います。

ストレスは日常のパフォーマンス維持に非常に重要な役割を果たしていることが改めて確認でき、過度なストレスをためないようにコントロールすることの重要性を学ぶことが出来た。本講座で学んだストレスへの対処法について今後活用していきたいと考えている。

即、実践できそうな対処方法や、課員の悩みを和らげるアプローチの方法などを広くお教え頂き、非常にためになりました。90分の研修時間でしたが、あっという間だったと思うほど、充実した研修でした。

講師紹介

公認心理師/シニア産業カウンセラー

宮本剛志

株式会社メンタル・リンク 代表取締役社長
教育関係の企業(ベネッセグループ)で事業所や相談室の責任者を経験。その後、カウンセラー・研修講師として独立。研修・講演は年間約155回、カウンセリングは年間のべ275人。
複数の組織でハラスメント防止委員会の委員を務めるなど社外でも活動している。「怒る上司のトリセツ(時事通信社)」「週刊ダイヤモンド(2020年5月16日号)」など書籍・メディア掲載も多数。

導入までの流れ

1
お問い合わせ

まずはお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

2
ヒアリング

研修を担当する講師が直接貴社の課題や状況を伺います。

3
ご提案・ご発注

お伺いした課題に合わせて貴社に最適な研修プログラムをご提案いたします。
実施のイメージがしやすいように、細かくご説明するように心がけております。

4
研修

弊社代表の宮本が研修を担当します。
対面はもちろん、オンライン研修にも対応しております。

5
フィードバック

研修のフィードバックをいただき、必要に応じて再度ご提案をさせていただきます。

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