未整理の「経験、知識のかたまり」をしっかりと整理、言語化、体系化してくれる。「なるほど」と腑に落ちる経験を何度も感じることができる研修でした。

研修

東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校は、日本で唯一の国立の音楽高等学校です。「グローバルな視点をもち音楽の力で未来を切り拓く人材の育成」を教育目標として掲げ、1954年の創設以来、音楽の早期専門教育を行なっています。作曲、ピアノ、ヴァイオリン等20を超える専攻を有し、国内外で活躍する優れた音楽家が多数輩出しています。

お話を伺った方
副校長 平山多郎 様
業種
学校
従業員数
41名

研修を受けたきっかけを教えてください。

以下の2点を狙いとして、研修受講を決定しました。

・教員同士の人間関係の改善に役立てたい。

・生徒の問題行動に対する𠮟り方についても、効果的な方法についてヒントを得たい。

研修内容、講師の教え方はいかがでしたか?

COVID-19対策が厳しい時期であったことから、「各教員が向かい合った形での質問形式は避けてください。」などの要望を出し、実習の実施方法に大きな制約があった時期でした。そうした中でも、単純に知識を伝えるだけの形式にならず、アクティブに参加を促す形で研修を実施いただきました。研修の中で教わったいくつかの言葉やスキルは研修終了からかなりの時間を経過した現在でも、教員内日常の会話の中でも出てくることがあります。

ワークを通し気づいたことがあれば教えてください。

自分自身で、「なんとなく分かったようになっていること」が実は深くは分かってはいない、頭の中できちんと整理されていない、ということを感じ、それゆえに問題に適切な対処ができていないことが多い、ということに気づきました。

研修後、怒りとの付き合い方、叱り方に変化はありましたか?

学校現場では、相変わらず対生徒、対保護者、教員間などで、様々な形で問題が起こるので、「これで全て問題が解決」となることはありませんが、各教員は問題発生時の対応の引き出しを増やすことができているように感じています。

またこのような研修を受けてみたいと思いますか?

はい。一つには今回の研修と同じテーマをより掘り下げていくこと、もう一つには今回とは少し違ったテーマと観点からお話を聞いてより理解を深めるということの両方に興味を持っています。知識やスキルは、一度聞いてそれで全て分かってしまう、という性質のものではなく、継続して磨き続けることが必要です。

また、前回はCOVID-19のリスク低減の観点から、「対面の実習はできるだけ避けてください」とお伝えせざるを得なかったので、さらに実習を多くした研修も効果的ではないかと考えています。

今後、研修を検討されている方々にメッセージをお願いします。

どこの学校の現場でも、日々多くの課題に取り組み、学校内で問題対応のスキルが蓄積していることと思いますが、人間関係の課題解決のスキルは、校内での共有がされにくい分野ではないでしょうか。アンガーマネージメント研修は、各教員が個別に持っている未整理の「経験、知識のかたまり」をしっかりと整理、言語化、体系化してくれます。「なるほど」と腑に落ちる経験を何度も感じることができる研修でした。