不調の未然予防や関係性の改善につながったケースも。自社に合わせたメンタルヘルスの対策を一緒に考えてくれる先生です。

研修

カウンセリング

三井化学株式会社

三井化学株式会社様は、グローバルに事業を展開している総合化学メーカーです。「化学の力で社会課題を解決し、多様な価値の創造を通して持続的に成長し続ける企業グループ」をビジョンとして掲げ、自動車、家電、雑貨、医療、食品、住宅、エネルギーなど幅広い分野において、人々の生活をより豊かにする製品・サービスを提供しています。

お話を伺った方
楠本真理 様
業種
メーカー
従業員数
18,780名(連結 2022年3月31日時点)

まずは、カウンセリングを導入してみていかがでしたか?

率直にほぼすべての事例で、宮本先生にお願いしてよかったという感想です。特に人間関係で悩んでいる人や感情のコントロールが必要と感じている人がいた際に、「こういう時には宮本先生に相談してみよう!」と、駆け込み寺的にお願いしています。

ズルズルと続けるのではなく、ゴールを決めてそこに向けてカウンセリングをしてくださっており、「この人は毎回ではなくしばらく空けても大丈夫」「この人は優先で次もぜひ」等対象の状態に合わせて必要な対応を教えてくださることや、しっかりとしたフィードバックとわかりやすい記録、本人への資料送付等のアフターフォローも伝えてくださり、助かっています。

また、当然ではありますが、対象者からの信頼も厚く、コミュニケーションが苦手な対象者でも「先生とはまた話したい」と継続希望されるケースもあります。

カウンセリングを導入して社内の様子や従業員の方に変化はありますか?

社内でのカウンセリングのイメージが変わったと思います。なんとなく「元気をなくしてしまった人が相談するもの」という印象が元々はあったかもしれませんが、より良くするというポジティブメンタルヘルスの観点からの相談や、調子を崩す前に相談することで不調の未然予防につながっているケースも数多くあります。
宮本先生に相談し、ストレス対処法を学んだり、人間関係の改善のヒントをいただいたりすることで、対象者が抱えている問題を解決し、笑顔で先生のカウンセリングを卒業していくケースを見るたびに「おつなぎすることができてよかったなぁ」といつもうれしく思っています。

具体的には、職場への不満がある場合にも、単に上司に不満を言っても印象が悪くなるだけだったりするところを、カウンセリングの中でシミュレーションすることにより、アサーティブに建設的に、伝えることに成功し、希望する業務への配置替えがスムーズにできたというようなケースがありました。

他には、部下側・上司側の双方とカウンセリングを行ってもらうことで(本人たちは、それぞれ別の経緯でカウンセリングにつなげているため、相手も受けていることは知らない)、関係性の改善につながったこともありました。

このように、効果を感じていることもあり、対象者に対してカウンセリングを勧める際のハードルも低く、「まずは宮本先生に相談してみては?」と気軽に受けてもらえるようになってきたと思います。

漠然とした不安や職場への不満、特定の人との人間関係等、特に感情のコントロールに悩んでいる若い世代の人たちに、よくカウンセリングをお勧めしています。

カウンセリングだけではなく、研修のご依頼をいただいた理由を教えてください。

最初は、アンガーマネジメントの研修をやっていただけるということで、ある関連会社のライン管理者に対し、研修を実施してもらったのがきっかけとなります。

その会社については数年に亘って内容を深めながら研修を実施していただき、その後、その会社のみでなく、事業所全体のライン管理者向けの研修や職場全体向けの研修を行う流れとなりました。

当所での実施をきっかけに、全社の看護職向けの研修をおこなってもらったこともあり、そこから他事業所でも研修が展開されるようにもなってきています。

研修内容や講師の教え方はいかがでしたか?

毎回、終了後のアンケートも取っていますが、どの回も例外なく「わかりやすかった」「学びになった」という声をいただいています。

教え方については、資料・話のテンポ・話し方・表情・声のトーン・参加者への振り方・参加者の発言への反応・質問への回答、どれを取っても、「プロの講師だな~」と毎回心底感心しています。

また、オンラインでも現地でも、対象や内容に合わせて柔軟に内容を更新し、いつも前回よりもさらに良いものになっていっているとも感じています。感染状況の悪化により現地開催が難しくなり、直前になって急にオンラインで、と変更となったこともあったのですが、スムーズに対応いただき、ありがたかったです。

内容については例えば、研究所ごとに分けたライン管理者研修をおこなっているのですが、事前の話し合いや、先生が持っている研修コンテンツのご提案、さらに職場の要望に応える形での詳細な内容のご提案をいただき、テーラーメイドでの研修を実施していただいています。

研修を受けたライン管理者が効果を感じ、「職場の全員に受けさせたい」と職場の費用負担にて、職場全体の取り組みにつながるケースも増えてきています。

研修後の変化はありましたか?

研修後の効果をデータとして検証するのはまだこれからですが、ライン管理者は研修だけでなく、終了後数か月後のフォローアップ面談も実施してもらっていることから、職場運営に役立てることができていると考えています。

また、前述のように、職場全体の取り組みへとつながっているケースも複数あり、ライン管理者だけでなく、多くの人がメンタルヘルス研修を受けることにつながりました。
そのアンケート結果等を今後事業所内で示すことで、今後さらに希望職場は増えると考えています。

先生が上手に今後の継続学習にも興味を持つような終わらせ方をしてくださっていますし、1回で終わりではなく、継続して実施していくことも考えています。

カウンセリングと研修を総合して導入してみた感想を教えてください。

正直導入した当初は、ここまでの展開になることは想定しておりませんでした。カウンセラーとして来ていただいておりましたので、カウンセリングをお願いできればいい、と思って、月に1回、半日だけ、来ていただいていたのですが、研修もお願いしたい、カウンセリングもたくさんお願いしたい・・と、どんどん枠が足りなくなり、現在では月に2~3回、終日フル稼働でご対応していただいています。

結構ハードにお仕事していただいていると思うのですが、小言ひとつおっしゃらず、いつも笑顔でご対応いただき、これぞまさしく「神対応だ!!」という感想です。先生にお願いしたことで、私自身の知識や引き出しも増強することができ、成長させていただいているとも感じています。

今後、カウンセリング・研修の導入を検討されている方々にメッセージをお願いします。

高いカウンセリング技術や効果的な研修のコンテンツを提供してくださるだけでなく、一緒に課題を解決していこう、という姿勢が伝わってくる先生です。先生に相談すると、「なんとかなりそう!」「なんとかやってくれそう!」「私も一緒にやってみたい!」という気持ちにもなり、私自身の自己効力感も高まっています。「先生にお願いしてよかった」と思わなかったことは、大げさな話ではなく、本当に1度もありません。

カウンセリングや研修を、単に依頼してやっていただくというだけでなく、自社に合わせたメンタルヘルスの対策を一緒に考えていく、コンサルティングも兼ねてご対応いただいていると感じています。自信を持っておすすめできる先生です!