ラインケア研修プログラムでは、役職者に求められるケアを学んでいただきます。
ラインとは、マネジメント・リーダーのことです。
気になる部下を早期発見・早期対応する方法や、短期間でチームのメンタルヘルスとモチベーションを保つための方法、そしてもちろん自分自身のストレスやメンタルヘルスについても理解を深めていただきます。
ラインケアを知ることで、マネジメント力だけでなく日常生活のコミュニケーション力も向上します。「気になる部下に声をかけましょう」のような抽象的な指導ではなく、事業に合わせた具体的な場面を想定しながら実践していきます。
なお、本研修の内容は役職者だけではなく、若手社員のケアを任されている人事部の方にもご活用いただけます。
役職者として学ぶべきコミュニケーション・メンタルケア方法は山ほどあります。しかし、それを本や動画から学んで叩き込んでも、現場ではなかなか役に立たないものです。
たとえば、一般的な研修では「気になる部下には声を掛けましょう」と教わるかと思います。しかしこの「声を掛ける」を交通標語のように覚えても効果がありません。なぜなら、すべての部下のすべての状況に当てはまる対処法など存在しないからです。
具体的にどのような場面で、どんな言葉をかけていくのか?なぜその方法を取るべきなのか? これを根源から理解しなければ、現場で活かすことができません。
現場で活かせるラインケアを知らないままでいると、メンタルヘルス不調者が増え、企業にとって大きなリスクになります。ではなぜ、メンタルヘルスの講師は実践的なことが語れないのでしょうか?
メンタルヘルス講師の多くは、カウンセリング・心理の資格を取得してすぐにカウンセラー業に就職します。つまり会社員経験がない者・現場のことを知らない者が大多数なのです。
弊社の講師は全員企業現場で、メンタルヘルス不調者の対応、会社としての取り組みのアドバイス、復職支援等を実践している者ばかりです。そのため、教科書的な内容にとどまらず、具体的な事例を交えて管理職の皆様が納得し行動できるような研修になっています。
働く人のストレス要因の3位は「対人関係」です(平成30年厚生労働省労働者健康調査)。つまり働く人にとって、職場の人間関係はメンタルヘルスに大きく影響してきます。
上記調査で1位の「仕事の質・量」2位の「仕事の失敗、責任の発生等」も、そもそも職場の人間関係が良好であればスムーズに改善できます。
また、働く人のうち58%が「コミュニケーションが苦手」と回答しています(2017年10月㈱JTBコミュニケーションデザイン「コミュニケーション総合調査」)。職場の人間関係とコミュニケーションは、メンタルヘルス対策において絶対に抑えておかなければいけないことなのです。
より良い人間関係を作るためには、部下の話を十分に聴ける力が必須です。聴く力については「【役職者向け】本物の傾聴力研修」をご覧ください。モチベーションを上げるための関わり方、メンタルヘルス視点による全員で前に進めるチーム作り法が学べる内容になっています。
大手企業・官公庁では既に何度もメンタルヘルスの研修を実施しているのではないでしょうか。しかし研修内容が古く、現代の困りごとへの解決ができていないケースが目立ちます。
たとえば、発達障害の方、新型コロナストレスを抱える方、「わがまま」と思われがちな未熟型うつ病の方などへの関わり方です。
関わり方に悩み、カウンセラーや産業医に相談しても「仕方ない」「困りますね」と言われるだけの状況だと、管理職が一人で抱えてしまうことになり大変危険です。
本研修はさまざまな症状を持つ方との関わり方を知って、管理職自身のメンタルヘルスを保持・増進されるような内容になっています。
お客様の課題に合わせてオリジナルのカリキュラムをご提案します。
発達障害については別途研修時間を取ることをおすすめします。
ラインに求められるメンタルヘルス対策 |
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職場のストレスを理解する |
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メンタルヘルス不調者への対応 |
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不調者への対応のロールプレイ |
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ラインケアの発展編<未熟型うつ> |
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ラインケアの発展編<発達障害> |
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部下が能動的になるコンプリメント |
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メンタルヘルス視点による全員で前に進めるチーム作り法 |
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復職時マネジメントの基本 |
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傾聴スキルを使うことで部下との信頼関係の構築に繋がり、本質的なヒアリング、解決に繋がると思った為
ストレス反応のリスト化などすぐできそうなことが多く、実践のハードルが高くなかったためです。早速やってみようと思います。
日々忙しく業務優先でメンタルケアを後回しにしがちかもしれないですが、メンタルの健康が保たれての全てだと思うので、自分も含め対周囲でも楽しみながらいろんなことに挑戦していけたらと思いました。勉強になることも多く、改めてこのような機会をいただきありがとうございました。
株式会社メンタル・リンク 代表取締役社長
教育関係の企業(ベネッセグループ)で事業所や相談室の責任者を経験。その後、カウンセラー・研修講師として独立。研修・講演は年間約155回、カウンセリングは年間のべ275人。
複数の組織でハラスメント防止委員会の委員を務めるなど社外でも活動している。「怒る上司のトリセツ(時事通信社)」「週刊ダイヤモンド(2020年5月16日号)」など書籍・メディア掲載も多数。
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研修を担当する講師が直接貴社の課題や状況を伺います。
お伺いした課題に合わせて貴社に最適な研修プログラムをご提案いたします。
実施のイメージがしやすいように、細かくご説明するように心がけております。
弊社代表の宮本が研修を担当します。
対面はもちろん、オンライン研修にも対応しております。
研修のフィードバックをいただき、必要に応じて再度ご提案をさせていただきます。