心理的安全性研修

心理的安全性とは、お互いを承認し、健全なディスカッションができる状態・関係のことです。
つまり、組織やチームにおいて欠かせない土台となります。
本研修は、チームの心理的安全性を高め、働きがいと魅力あふれる職場づくりを更に推進するための研修プログラムです。

研修の目的

心理的安全性とは、お互いを承認し、健全なディスカッションができる状態・関係のことです。1990年代後半、ハーバード大学エイミー・C・エドモンドソン教授によって提唱された組織論です。
2016年Googleが生産性の高いチームの特徴を調査し、そのキーワードとして心理的安全性が注目されるようになりました。 本研修は、チームの心理的安全性を高め、働きがいと魅力あふれる職場づくりを更に推進するための研修プログラムです。

心理的安全性を高めると、部下が積極的に提案し、上司は適切な指導をし、真剣な話をやり取りできるようになります。
そのために、具体的にどのようにすれば行動に結びつくのか考え、実行できるようになることを目的とした研修になります。

研修の3つのポイント

POINT 01

心理的安全性の必要性とそのキーポイントを理解することができる

心理的安全性の概念と重要性を深く理解することを目指します。
心理的安全性が高い職場がなぜ生産性や創造性を促進し、かつストレスやパワハラを減少させるのかを解説し、その実現のためのキーポイントを明らかにします。

POINT 02

自身の無自覚に持っている心理的安全性を阻害する要因に気づくことができる

自分自身の行動や態度がどのようにして心理的安全性を損なう可能性があるかを認識することを目指します。多くの場合、無意識の偏見やコミュニケーションスタイルがチーム内の信頼と協力を妨げる原因となります。
自己反省を通して、自分の行動や考え方が他者に与える影響について深く考え、心理的安全性を阻害する要因に気づくことができます。

POINT 03

自身の組織で心理的安全性を推進するための課題と実行計画を立てることができる。

心理的安全性を推進するための課題と実行計画を立てることで、組織の文化、コミュニケーションの流れ、リーダーシップのスタイルなど、多岐にわたる要素の分析と改善策の策定ができる状態を目指します。
実践的なワークショップやグループディスカッションを通じて、自組織に適した心理的安全性の向上策を考え出し、具体的な行動計画に落とし込みます。

カリキュラムの例

お客様の課題に合わせてオリジナルのカリキュラムをご提案します。

心理的安全性とは
  • なぜ心理的安全性が必要なのか?
  • 心理的安全性7つのチェックリスト
  • 心理的安全性の効果(データ・マネジメント理論等)
    ・生産性向上
    ・DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の推進
    ・定着率向上
    ・パワハラ防止
    ・メンタルヘルス不調予防
自分のチームの現状と課題
  • 自分の組織の心理的安全性は?
心理的安全性を支える心理的柔軟性
  • 心理的安全性のキーワードは「心理的柔軟性」
  • 心理的柔軟性を邪魔する認知バイアス(無意識の偏見)に気づく
  • 陥りがちな5つの認知バイアス
  • 部下が持っている認知バイアスに注意
心理的安全性の高いチームに欠かせない積極的傾聴
  • リーダー自身のきき方のクセを診断(5つのきき方のクセ)
  • 積極的傾聴はお互いの自己成長・主体性を促進する
  • 積極的傾聴の7つの技法
  • 最も効果的であり苦手なリーダーが多い感情への関わり
心理的安全性を促進する感情マネジメント
  • 心理的安全性を阻害する怒りの感情をマネジメントする
    ・認知行動療法
    ・アンガーマネジメント
    ・マインドフルネス
    ・ストレスコーピング
    ・ブリーフセラピー
  • ※貴社の課題に合わせて手法を選択します。
心理的安全性を支え、部下のモチベーションを高めるコンプリメント
  • コンプリメントの必要性~マズローの欲求階層説より~
  • 日頃から心理的安全性が育つ種をまいていますか?
  • 人が一番いい状態とは?~ポジティブ心理学より~
  • コンプリメントの2ステップ
    ①直接コンプリメント
    ②間接コンプリメント
  • コンプリメントワーク
  • 部下にコンプリメントをしましょう
メンバー全員がコンフリクトを恐れない関係を目指し、コミットしやすいコンセンサス法
  • コンセンサス法とは
  • ワークをしてみた振り返り
  • 集団意思決定法の種類

講師紹介

公認心理師/シニア産業カウンセラー

宮本剛志

株式会社メンタル・リンク 代表取締役社長
教育関係の企業(ベネッセグループ)で事業所や相談室の責任者を経験。その後、カウンセラー・研修講師として独立。研修・講演は年間約155回、カウンセリングは年間のべ275人。
複数の組織でハラスメント防止委員会の委員を務めるなど社外でも活動している。「怒る上司のトリセツ(時事通信社)」「週刊ダイヤモンド(2020年5月16日号)」など書籍・メディア掲載も多数。

導入までの流れ

1
お問い合わせ

まずはお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

2
ヒアリング

研修を担当する講師が直接貴社の課題や状況を伺います。

3
ご提案・ご発注

お伺いした課題に合わせて貴社に最適な研修プログラムをご提案いたします。
実施のイメージがしやすいように、細かくご説明するように心がけております。

4
研修

弊社代表の宮本が研修を担当します。
対面はもちろん、オンライン研修にも対応しております。

5
フィードバック

研修のフィードバックをいただき、必要に応じて再度ご提案をさせていただきます。

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